リニューアル後の広島原爆資料館の所要時間【冒頭で被爆の実相を知ることができる】

広島平和記念公園 原爆資料館 広島あれこれ

この記事は、広島原爆資料館リニューアル後の所要時間、とくに改装前と後で何が変わったのかお話します。

2019年4月25日に改装リニューアルオープンした広島原爆資料館の本館はゴールデンウィーク開始時期と重なったせいか4月29日は最長2時間待ちになったそうで、わすが数日で1万人以上の来場を記録したそうです。

数年の時間をかけて改装された広島原爆資料館はこれまでの見学者の動線を見直し、現存する被爆資料と被爆者が残した証言や絵などの展示を再構成して、見学者が資料館に入場したらすぐに被爆の実相を知ることができる順路に改善されたそうです。

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リニューアル後の広島原爆資料館の所要時間

参考程度にリニューアル後の広島原爆資料館の見学所要時間は約60分でした。

仮改修前と同じ所要時間でも、被爆の実相を知ることに関しては改装後のほうがストレートに感じるものがありました。

リニューアル前は被爆の実相展示が最後だった

リニューアル前も後も東館から入場することに変わりはないのですが、リニューアル後は以下のような展示ルートになっています。

リニューアル前後の順路の違い
  • 改装前:【東館】核兵器の歴史と危険性など→【本館】8月6日被爆の実相
  • 改装後:【本館】8月6日被爆の実相→【東館】核兵器の歴史と危険性など

リニューアル前の原爆資料館は、最初に原爆が作られた経緯と軍都広島が壊滅するまでの歴史の歩み、そして核兵器の恐ろしさなどの展示があり、最後に被爆の実相の展示物を見学する流れでした。

広島原爆資料館見学の所要時間のうち、東館の見学に長く時間がさかれて、被爆の本質に迫る部分は駆け足で見ていくパターンが多かったそうです。

たしかに本館に行くまでに東館で15~20分は見学に要していたと思うので、集中力でいえば後半は切れてしまうかも・・・というのがあったと思います。

改修後の広島原爆資料館は入場するとすぐに被爆の実相を知ることになる

リニューアル後の展示ルートは次のようになっています。

リニューアル後の原爆資料館の順路
  • 東館
    東館1Fで入場料を払う

    おのおの入場料を支払いましょう。

  • 被爆前の広島と被爆後のヒロシマ

    本館に入る前に、原爆に破壊される前の広島の風景と、焼け野原になったヒロシマを見ることができます。

    また広島市内中心部に原子爆弾が投下されてリアルタイムに破壊される様を、上空から俯瞰して見るCGとジオラマの展示があります。

  • 本館
    8月6日ヒロシマであった惨状

    原子爆弾の熱線・爆風・放射能が人体や建物に及ぼす影響を、当時撮影された写真と被爆者の証言と描いた絵で展示しているほか、被爆して数日後に亡くなった方々の遺品と生前写真、遺族の苦悩などが私たちの視覚に訴えるように展示されています。

    また戦後も原爆の傷や放射能によって苦難の人生を強いられた人々の声などが展示されています。

  • 東館
    核兵器の危険性や広島の歴史

    核兵器誕生の経緯や、現在我々がおかれている現状についての展示や、戦前の軍都広島の成り立ちと戦後ヒロシマ復興の歩みなどが展示されています。

広島原爆資料館の1F東館で入場料を払い3Fに上がると、すぐに被爆の実相を知ることができる展示コースになっており、広島原爆資料館の見学所要時間のうち前半で原爆被害のすべてを知ることができる流れになっています。

広島原爆資料館のリニューアルで強調したいのは何だったのか

それは被爆者の実物遺品や惨状を描いた絵と、被爆当時の数少ない被爆者を撮影した写真で構成した展示物で被爆の実相を冒頭で見学できることです。

今回の改修工事で被爆再現人形が撤去されましたが、原爆被害の真実はリニューアル後がストレートに伝わるものがあったと個人的に感じます。

それは原爆被害の実物資料を重視している点です。

たとえば被爆再現人形は被爆者の証言や医師の意見をもとに創られたものですが、リニューアル後の展示物のひとつ「被爆の惨状」では、死を待つばかりの全身火傷の被爆者の写真と被爆者が描いた当時を光景を並べて展示することで、被爆者が原爆の熱線と爆風でどのような傷を負ったのか知ることができる構成になっています。

同様に原爆投下の当日からあらわれた急性放射能障害も、当時の写真や被爆者の絵によって展示されており、放射能が人体にどんな悪影響を及ぼしたのか私たちの視覚に訴えるものになってます。

被爆者の遺品も生前の写真と遺した言葉、そして残された家族の苦悩がストレートに伝わる展示内容になっています。

このように広島原爆資料館の見学コースは冒頭から被爆の実相を知ることができる内容になっているので、本館の展示物を時間をかけてご覧になってください。

広島原爆資料館の入場料と駐車場情報

広島原爆資料館の開館時間は8時30分で、閉館時間は3月~7月は18時、8月は19時、9月~11月は18時、12月~2月は17時となっており、休館日は12月30日と31日です。

入場料大人(大学生以上)200円、高校生100円、中学生以下無料
駐車場情報平和記念公園周辺の駐車場は広島平和記念公園の駐車場で安いおすすめパーキングはを参照にしてください。
ただゴールデンウィークなど大型連休は混雑するので、
広島駅北口の有料駐車場か、広島港周辺の有料駐車場をおすすめします。

リニューアルした広島原爆資料館で被爆の実相を知ろう

広島への観光客にとっては広島平和記念公園の観光所要時間は潤沢にない方がほとんどだと思います。

リニューアルした広島原爆資料館は、入館してすぐに被爆の実相を知ることができる順路になっています。

本館の展示物にこそ広島の原爆被害の本質が集約されているとも言えるので、時間が許す限り本館の展示物をご覧になってください。

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